こんぴらさん参りのあと、だいぶ時間があるねということで急きょ行くことになった「四国水族館」は、2020年4月に開館した水族館。JR宇多津駅から徒歩12分、海の方向に歩いていけば着きます。
この四国水族館の展示テーマは「四国の水景」。すっきりしたデザインのモダンな外観がステキでした。ロゴマークもかわいいし(ブローチがあったら欲しい)フォントのセンスも雰囲気にぴったりで、ザ・令和の新しい水族館って感じ。入場料は大人2200円。
2階建ての館内はゆったり観られる作りで、太平洋ゾーン、深海ゾーン、海月ゾーン、、、と続きます。印象的だったのはボードなどに描かれたイラスト解説で、水族館スタッフさんの熱い想いが伝わってきました。
タカアシガニやヤドカリ、タコやカブトガニ・・・と、水族館では地味な部類の生き物が印象に残った水族館でした。
マダライルカが泳ぐ「海豚プール」では、15分ほどのイルカプレイングタイムが見もの。観客席とプールの間にアクリルパネル等がない上に、距離もかなり近いので迫力満点でした。プール越しに見える瀬戸内海の風景もセットで楽しめる気持ちのいい場所です。
久しぶりの水族館を満喫したあとは、宇多津駅から高松へ。やたらにアンパンマンの描かれた電車を見るのは、やなせたかし先生が四国出身だから。
高松に戻ってきました。私は朝から動き回って疲れたので(特にこんぴらさんの石段)駅構内のスタバで一時間ほど休憩。カンタは「琴電に乗ってくる!」と言って、ここで別行動となりました。せっかく買った「ことでん・JRくるり~んきっぷ」を有効に使ってくれたまへ。
高松駅前から空港行きのシャトルバスに乗車して高松空港へ。帰りのジェットスター便は20時半発。カンタは赤ちゃんの時に一度飛行機に乗ったことがあるようですが本人が覚えていないので今回が初フライト(のようなもの)!なので、空港内でも興奮気味。最後の最後まで旅のハイライトは続きます。
離陸してしばらくして食事が出てきて、食べ終わったらすぐに「まもなく着陸体勢に入ります」のアナウンスがあって、「えっもう?!何もできないじゃん飛行機って!」とびっくりしていたカンタ。食べている時以外はずっと窓の外を観ていました。そんなほぼ初フライトは遅れることなく成田空港に到着。都心までは京成のスカイライナーに乗車したのですが、これも電車好きにはかなりうれしかったようです。
ということで、大学合格祝い旅はこれで終了。私はサンライズエクスプレスの非日常感がかなり心に刺さったので、絶対また乗りたいと思っておりますの。次は出雲かな。
翌々日の朝、こんぴらさんの785段の石段のおかげでふくらはぎの筋肉痛が凄まじかったです。